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インプラント日記

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嚢胞摘出、抜歯ソケットプリザベーション

2018 2/20

いつもインプラントの埋入オペ画像が多いもので、今回は抜歯、ソケットプリザベーションオペの画像をご了解の上でアップさせて頂きたいと思います。
患者様は一か月程前より左上6番頬側の歯肉が腫れて痛くて強く噛み込めなくなってきたそうです。
とにかく排膿させ、抗生剤投与による消炎処置を行いました、症状が落ち着いてきましたので、CTを撮影させて頂き精査してみますと、6番根尖に歯冠大の嚢胞ができており、このために咬合痛、や排膿が出現してきていたみたいです。
当然6番は保存不可能で抜歯しなければならないことをご理解頂き、今回は将来のインプラント治療も視野に入れた抜歯と同時に骨補填して抜歯窩の骨性の治癒を促進させるソケットプリザベーションのオペを施術していくことにいたしました。
静脈鎮静下でピエゾにて歯根を分割して抜歯しDFDBA,オステオゲン、オステオグラフトを抜歯窩に填入してオペ終了です。
ただ嚢胞が骨面と強固に癒着してきており歯槽中隔の中まで浸潤してきておりましたので、中隔をピエゾにて削合し、またピエゾの微振動にて慎重に剥離し無事摘出いたしました。
正に今日のオペはピエゾ大活躍でした。!