2016 5/24
今日のオペは左上大臼歯部です、6番が歯周病で動揺が激しく痛くて噛み込むことができず保存不可能な状態でしたね。
患者様はすでに複数本インプラントを埋入されておられる方でしたので今回もインプラントによる治療を希望されました。
ただ最近心筋梗塞の予防処置として抗血小板薬を飲みだしたとのことでしたので、まずコアグチェッカーにてPTINR(プロトロンビン時間)を測定させていただきました所、1,2と問題ない数値でしたので、全身管理下でオペ可能と判断しCTにて精査させていただきました。
そうしましと6番抜歯後、上方にサイナスリフト、側方に少々GBEを施術して埋入していかなければならない事が解りましたので、術前に患者様には十分な説明をさせていただきましてご理解をいただき、静脈鎮静、全身モニタリング下で問題なくオペを施術させていただきました。
今回は骨造成のみとし、半年後にインプラントを埋入する段階法より一回ですべての処置を完了させる同時法の方が患者様にとって外科的侵襲が少なくてすみますからね。!!
★2012,7/2の貯留嚢胞吸引オペの画像を見られて、多数先生方からのご質問をいただいておりますが、その後の治療経過の2012,10/12日と2012,11/17の画像もご覧になってくださいませ。
★サイナスリフトを数多く施術していきますと必ず経験する症例です。