2015 7/7
今日は午前、午後ともにサイナスリフトがらみのオペでした。
最初のオペは歯冠破折で保存不可能な右上3,4番です。
3番は抜歯後にピエゾにてインプラントを問題なく埋入しましたが、4番は上顎洞底までの骨の厚みが1ミリ程しかなく抜歯とサイナスリフトのみを施術して、6か月後にインプラントを埋入する段階法しかないないと最初は考えておりました。
しかしCTにて精査してみますと、4番抜歯窩の近遠心の幅が3,25ミリでしたので、ここに4,2ミリ径のインプラントを埋入すれば初期固定が必ず得られるはずだと考え、サイナスリフト、4番抜歯と同時に4,2ミリ径インプラントを埋入いたしました。
私が目論んだとうりインプラントは近遠心の骨壁によりしっかり固定されて同時埋入成功です。!
ただ現在、暫間義歯を固定している隣の右上5番が多少動揺してきており、近い将来抜歯になりましてもインプラント埋入が可能なように5番部まで骨造成し無事オペ終了です。
当然静脈鎮静を併用してのオペとなりました。