2019 9/18
今日の埋入オペは左下6番部です。
この6番根尖には大きな歯根嚢胞があり周囲の骨も歯周病で溶けてしまい、頬側に変位していて、動揺もありとても噛み込める状態ではありませんでした。
患者様は健全な歯は極力削りたくないとの事で、インプラントによる治療を強く希望されました。
本来なら抜歯と同時にインプラントを埋入する同時法で行きたかったのですが、CTにて精査しますと頬側の骨が大きく欠損しておりまた根尖には歯根嚢胞も認められたので、まず、抜歯と同時に歯根嚢胞の摘出を行い骨補填し、同時にサイトプラストメンブレン(非吸収性膜)を用いて側方にGBR(骨造成)を行い、約半年置いて今日の埋入おぺに至ったという経緯です。