2019 5/13
今日は、歯の根の治療について書きう¥たいと思います。
この症例ですが、患者様は来院時、右下3番に自発痛と根尖部の腫れを訴えて来院されました。
CTにて精査してみますと、3番根尖に骨欠損を伴った5×5ミリ程の根尖病巣を確認いたしました。
まず抗生剤投与と根管治療を行い症状はかなり軽減してきましたので、しばらくの期間、根管治療を続けていきました。
この根尖病巣がを消失させることができなかった場合歯根端切除術などの外科的処置も視野に入れておかなければと考えて根治を続けていきましたが、根治を行い2か月程経過して再度CTにて確認してみましたところ、3番根尖部の病巣が見事に消失してきており、外科的処置を回避することができたという症例です。