2019 2/18
今日は前歯部左上1番相当部へのインプラント埋入オペになります。この部位は患者様のご希望でインプラントを埋入する為にサイトプラストメンブレンを用いて、唇側にGBR(骨造成)を施術しておきました部位になります。
患者様は両サイドの歯が健全歯であった為にブリッジでの治療ではなくインプラントによる治療を強く希望されて来院されました。
まずCTにて精査させて頂きました所、唇舌的な骨の厚みがなくこのままではすぐにインプラントを埋入できる骨の状態ではありませんでした。
私が施術した内容はまずサイトプラストメンブレンを置き側方にしっかりGBRをして骨量を確保し、段階法にてインプラントを埋入していくという術式です。
患者様の都合で約8か月ほど置きましたがCTにて唇側にしっかりした骨が造成されていることが確認されましたので、切開することなくパンチアウトにて歯肉をくり抜き、問題なくインプラントを埋入いたしました。
初期固定がオステルにてしっかり確認できましたので、テンポラリーアバットメントを締結し仮歯をセットしオペ終了です。
☆この症例のように前歯部の狭い部位にインプラントを埋入する場合、パイロットホールを形成後ガッタパーチャポイントを形成したホールに挿入して、デンタル、若しくはCTにて方向、埋入深度の確認は必ず行ってください!!