2018 4/10
今日の午前中の埋入オペは、右上5番相当部です。この部位は歯ぎしり、喰いしばりによる過大な咬合圧により揺すられ、周囲の骨も溶けてしまいグラグラで痛くて噛み込めない状態でしたねー。
CTにより精査させて頂きますと、歯根を支えている歯槽骨が吸収してしまい5番は保存不可能な状態でした、患者様には入れ歯、ブリッジによる治療も提案させて頂きましたが両サイドの健全な歯は削りたくないとのことで、インプラントによる治療を選択されました。
ただ、抜歯後に同時法でインプラントを埋入するには初期固定を得る骨量があまりにも少ないために、抜歯と同時にサイトプラストメンブレンを用いまして側方上方にGBR(骨造成)してからインプラントを埋入していく段階法を選択いたしました。
PRP,PRFを使用しましたので約5か月おいて今日の埋入オペに至ったという経緯です。
しっかりと骨が造成されているのが確認できると思います。