2017 7/3
今日の午前中のオペは左上6番部です、この6番は歯根破折の為に保存不可能な状態で抜歯の適応でした。
患者様はブリッジではなくインプラントによる治療を強く希望されましたので、CTを撮影させて頂き精査してみますと、根尖や根分岐部に大きな骨吸収像があり口蓋側にまで達しておりました。
こうなってきますと抜歯即時インプラント埋入はできませんので、今回は抜歯と同時に抜歯窩内をピエゾにて徹底的に掻破いたしまして骨補填しオペ終了といたしました。
ただこの患者様は歯ぎしり、喰いしばりが非常に強い方で口蓋側に大きく成長した骨瘤がありましたのでこれも同時にピエゾにて除去いたしましてボーンミルにて細かく砕き粉砕し、骨補填剤、PRPと混ぜまして抜歯窩に填入しております。(自家骨なので骨のできも良くなるでしょう)
5か月後にインプラント埋入の予定です。