2017 2/7
今日はいつも埋入オペ画像のアップが多いもので、定期チェックで来院された患者様のCT画像をご了解の上でアップさせて頂ます。
午前中の埋入オペ後に定期チェックで来院されたこの患者様は上部構造装着後11年経過しております。
CTにて精査させて頂きましたが、全く問題なし、綺麗に磨けており、骨の吸収もなくプラークコントロールも問題ございません。!!
12年前、前歯部、臼歯部に入れ歯を入れられて、来院され嘔吐反射が激しく臼歯部の入れ歯は全く使用できておりませんでしたねー。
何とか入れ歯からの脱却を強く希望されましたので、まず前歯の咬合を守る為に、左右の臼歯部のインプラント治療を優先させ奥歯でしっかり噛み込めるように咬合を再構築いたしました。
★しかし前歯部の治療に入る前にCTにて診査してみますと、長期の入れ歯の使用と強い咬合圧により骨幅がくなり骨のボリュームが非常に薄くなってしまっておりました。、
★さあ!どうしましょう、私が施術した治療法は、まずゴアテックスメンブレン(当時は発売中)を用いまして、前方に大きくGBR(骨造成)し、7から8か月於いてインプラントを埋入していくといった術式です。
★一般的に歯を失いますと、まず骨幅が失われ次に骨高が失われていきます、今回のケースはまだ骨高はまだありましたので、良かったのですが、骨高まで失ってしまいますとブロック骨移植をしていかなければいけなくなってきます。