2017 1/24
今日の午前のオペは、右上7番部です、この部位にありました7番は歯周病で骨が溶けてしまい、痛くて噛み込めず保存不可能な状態でしたね、患者様はすでに複数本インプラントを埋入され快調に使用されておられる方でしたので、今回もインプラントによる治療を希望されました。
CTにて精査してみますと7番周囲の骨は完全に溶けてしまっておりましたので、抜歯と同時のインプラント埋入は不可能と診断いたしまて
まず7を抜歯して骨補填、側方にGBRして7から8か月後にインプラントを埋入していく段階法を選択いたしました。
★しかし、骨吸収を起こしている7番の根尖に真横に横たわって骨性に完全埋伏している8番が認められ、7番からの骨吸収もこの8番部まで広がってきていることをCTにて確認することができましたので
このまま、8を抜歯せずにおいておきますと、将来的に7部に埋入したインプラントに必ず何らかの問題が起こりうることが確実に予測されましたので、同時にピエゾにて骨を開削して8番の抜歯も施術しておいた部位になります。
オペは静脈鎮静下で問題なく終了です、しっかりとした予知性のある骨が造成されておりました。
★さあ!午後は抜歯即時埋入オペから始まりです。