2016 11/14
ブリッジ装着にて対応した反対咬合治療について患者様のご了解の上で画像をアップさせていただきます。
この患者様は反対咬合による長期間の過大な荷重により右上1番が歯根破折を起こしてしまい抜歯になってしまいました。
当然その後、インプラントによる治療も考えられましたが、この患者様は強い反対咬合(噛み合わせが上下逆)でありましたので、インプラント治療を選択しますと埋入されたインプラントへの過大荷重により将来的にロストしてしまう事も十分考えられ、また審美的にもかなり唇側に角度をつけて埋入、冠装着しなければならない、などと言うことを十分考慮しました結果、
まず、抜歯、ソケットプリザベーションを施術しまして抜歯窩の骨吸収を極力抑えておき、その後ブリッジ治療により反対咬合を矯正していく治療を選択いたしました、
オールセラミックス製ブリッジが装着され患者様にも大変満足して喜んで頂けましたので、私的にも非常に嬉しいかぎりです。
★★このようにインプラントによる治療だけではなくブリッジによる治療の方が有利になってくる場合もありますので治療症例のしっかりした吟味が必要不可欠になってまいります。!!
最後の画像は新宿住友ビル45階から見下ろす夜景です、久しぶりに私が会員になっているエスカイヤ倶楽部に出かけてまいりました。(バースデーディナー券を頂いたもので。)