2016 8/30
今日の午前中のオペは左下臼歯部です。
患者様は数年前に歯周病で自然脱落してしまった臼歯部に一度入れ歯を装着されたそうですが、違和感と義歯不適合の為痛くて噛み込めず、ずっと装着せずに今日に至ったそうです。
今回はインプラント治療を希望されて来院されましたので、CTにて精査させていただきましたところ、歯槽頂での骨幅が3~4ミリ程しかありませんでした。
GBRして骨を作り約8か月程待ってからインプラントを埋入する段階法も考えましたが、患者様がなるべく早期の咬合の構築を希望されましたので、ピエゾ(超音波骨切削器)を駆使しまして骨を開きその後ボーンスプレッダーにて骨を側方に押し広げてインプラントを同時埋入する(スプリットクレスト)方法を選択いたしました。
PRP,PRGFの使用と静脈鎮静法併用してのオペといたしました。
★5番相当部頬側直下にはオトガイ神経が開口しておりますのでCTでの位置確認とピエゾの使用は必須ですね。!!