2016 7/26
今日の午前中のオペは、半年前に大きな歯根嚢胞を抜歯と同時に摘出し骨補填して骨造成処置を施術しておいた部位になります。
患者様は左下7番が数年前から時々痛んでいたそうなのですが、我慢して様子をみてきたんだそうです。
しかし最近はその痛みが激痛に変わり、痛みが出る間隔も短くなって来た為、当院に来院されました。
CTにて精査させて頂きますと、7番根尖に拇指頭大の歯根嚢胞が確認できました、患者様には7番の抜歯と歯根嚢胞の摘出が必要な旨を説明させてもらいましてご理解を頂きました。
ただ問題だったのはこの患者様の噛みあわせが開口という歯列不正状態で前歯部上下6本が全くかみ合っておりません、この為に最後臼歯に過大な荷重がかかり問題が起きてきたのではないでしょうかね、。
患者様は70代の方でしたのでこれから矯正治療をしていくのも難しいと考えられましたので、将来7番部にはネジ固定のインプラントを入れられたらと提案させて頂き、半年前に静脈鎮静下で抜歯、嚢胞摘出、ソケットプリザベーションの処置を施術させて頂き今日の埋入治療に至った経緯です。
今日は埋入のみでしたので笑気鎮静下で問題なくオペ終了です、しっかりした骨が造成されておりましたよ。