2016 6/14
今日の午前中のオペは、歯根破折で残根状態になってしまった左下3,4番の抜歯でした。
ただこの患者様はご高齢でまた去年脳梗塞を発症され抗凝固剤であるワーファリンを処方されておられる方でした。
、他院にて抜歯できないと断られ奥様が当院の患者様でしたので紹介にて来院されたわけです。
PTINR(プロトロンビン時間)を採血してコアグチェッカーにて測定してみました所、2,2でした、3を大きく越さない限り大丈夫ですので全身モニタリングして笑気鎮静下で問題なく抜歯完了です。
このように抗血栓、塞栓剤、抗凝固剤などを処方されておられる方ですと大体PTINRが2,5前後にコントロールされておられる方がほとんどですので以前のように安易に休薬させないで施術していかなければならないと考えます。
★ただしご高齢の方も多くなってきていますので全身管理下での施術は必須ですね!!
次のオペは左上6番のソケットリフトしてのインプラント埋入でした、2ケース共にご了解の上画像をアップさせて頂いた次第です。