抜歯、拇指頭大歯根嚢胞摘出、ソケプリ、ＧＢＲ

2016 3/28

今日の午前中のオペは抜歯と同時に１，５×１，５ｍｍに巨大化した歯根嚢胞の摘出オペです。
患者様は左下５，６番が痛くて噛み込めないとのことで、来院されました。
まずパノラマにて診査させていただきました所、左下６番根尖に歯根嚢胞の様な陰影が認められました、パノラマでははっきり確認できませんでしたので、ＣＴを撮影させていただき断層で切って精査してみますと拇指頭大に大きく成長した歯根嚢胞が認められました。
患治者様は将来的にインプラントによる治療を希望されておりましたので、今回は６番の抜歯と同時に歯根嚢胞の摘出、そして骨補填、側方に少々ＧＢＲしていく治療を施術することにいたしました。
嚢胞と下顎神経も接触しているようでしたので、ピエゾ（超音波骨切削器）、サイナスリフトのツールなどを駆使しまして慎重に骨面と下顎神経から嚢胞を剥離し、掻破、骨補填、ＧＢＲして異常出血も全くなくオペ終了に至りました。
ご高齢の患者様でしたので静脈鎮静下でのオペといたしました。