2015 10/5
今日の午前中のオペは、歯根破折で保存不可能な左上4番を抜歯して同時法でのインプラント埋入オペでした。
CTで精査しますとこの部位は骨吸収が激しく抜歯即時埋入は不可能かとも考えていたのですが、ピエゾにて不良肉芽を完全に掻破後しインプラント窩を形成しましたところ初期固定が得られましたので、GBR(骨造成)してオペ終了といたしました。
ただ、この患者様は不整脈があり長期に渡り抗血小板薬(バイアスピリン)を服用されておられましたので、術前にプロトロンビン時間(出血時間)を測定させていただいたところ1,1と問題ありませんでしたので、休薬なしでオペを進めていきました、。異常出血もなくオペ終了です。
★(休薬中に問題が出ることも十分に考えられるので、PTINRが3を大きく超さない限り休薬なしでオペ可能と考えます。)