2015 8/4
今日の午前中のオペは、歯根破折で保存不可能な左上7番を抜歯し、6番相当部のサイナスリフトとGBR、そして不必要な8番(親不知)も同時に抜歯、7番部には骨補填、GBRも施術し将来の6,7部インプラント埋入処置に備えるという術式を予定いたしました。
静脈鎮静下で抜歯、サイナスリフト、GBR、ソケットプリザベーション処置までは問題なく施術終了したのですが、
気になったのが!CT、コロナル、アキシャル画像にて確認しておりました6番遠心頬側部の石灰化物の存在です、初めは6番遠心頬側根が抜歯時に破折、残存しているのかとも考えたのですが、3D画像などから精査して見た結果、残根ではなく歯牙腫のような石灰化物であると読影いたしました。
フラップを開けてこの石灰化物もしっかり摘出し骨補填してオペ終了です。
☆(現在この歯牙腫様石灰化物は組織検査に出しております。)