2015 6/2
今日の午前中のオペはですねー、強度の歯ぎしり、喰いしばりにより骨が溶けてしまいグラグラで保存不可能になった右上5番相当部です。
患者様は歯が動いて痛くて噛み込めない、との主訴で来院されました精査してみますと右上5番が歯ぎしり、喰いしばりにより骨が溶けてしまいグラグラ状態です、
将来的にインプラントによる治療を希望されましたので、まず約半年前になりますが抜歯、ソケットプリザベーション、GBRを施術させていただきました。
最後の画像は抜歯時のものですが、フラップをあけてみますと、見事に頬側、舌側の骨が溶けてしまっております、!!
半年経過し、しっかり骨造成されましたので今日の埋入オペに至ったわけです、笑気鎮静併用しまして問題なくオペ終了です。
将来的にナイトガードの使用は必須です!!!
☆口蓋側の角化歯肉を頬側に持ってきて埋入しています、インプラントの周囲は角化歯肉で囲まれるようにしなければいけません、可動粘膜がネック部に来てしまいますと歯周病の感染のリスクが高くなってくるのと、ブラッシング時に歯肉を傷つけて痛みが出たりします。(場合により遊離歯肉移植も考えなければいけませんね)