2015 2/10
今日のオペは右下5,6番抜歯と根尖部の歯根嚢胞摘出です。
CTにて精査してみますと、5,6番根尖部に(歯冠大)1×1㎝ほどの大きな歯根嚢胞が認められ頬側から排膿してきております、。
自発痛、咬合痛もでておりましたので、レーザー照射と抗生物質投与をいたしまして消炎処置を図りました。
患者様は将来的にインプラントによる治療を希望されましたので、まず抜歯、歯根嚢胞摘出をしてからピエゾにて抜歯窩を完全に掻破し、骨補填剤の填入と側方へ少々GBRも施術しまして、オペ終了といたしました。
ただ6番の歯根が根肥大で湾曲しており大変な難抜歯でした、(頬舌側の骨を削合してしまえば楽に抜歯できたのでしょうが、将来のインプラントの治療の為には極力歯槽骨を失いたくありません、)ピエゾを駆使しまして慎重に頬側、舌側の歯槽骨を傷つけないように歯根分割し時間をかけて抜歯いたしました。
☆患者様の為にも静脈鎮静法使用してのオペとさせていただきました。