2014 11/11
今日は午前、午後で3症例の埋入オペが入っております。
まず午前最初のオペですが、心臓疾患をお持ちの患者様で、血液抗凝固薬を長くお飲みになっておられる方でした、よって極力切開などの観血的処置は避けたかったもので、
薬の休薬はしないで、全身管理下で歯肉をティシュパンチにてパンチアウトいたしまして、その後ピエゾにて骨を切削しドリルを使用しないで問題なく埋入終了といたしました。
出血もほとんどございませんでしたね、ただこの埋入方法を選択するには、頬舌的にしっかりした角化歯肉があり、またCT診査にて十分な骨幅、骨高があることが必要条件です。!!
★今、循環器病学会においても、抗凝固剤の休薬はしないでオペを行う方向にシフトしてきていますね、休薬中に起こりうる問題のほうが大きいし、しっかりとした止血処置さえ行なってさえいればば、なにも問題ないと考えます。