抜歯、ソケプリ、ＧＢＲ、サイナスリフト、スプリットクレスト、インプラント埋入。

2014 7/8

今日の午前のオペは右上臼歯部に入れたブリッジが痛くて噛み込めない、との主訴で来院された患者様です。
パノラマ、デンタル、にて診査してみますと、見事にブリッジの中間支台歯５番が真っ二つに破折しておりました。
患者様はすでに当院にて反対側をサイナスリフトしてインプラントを埋入し、快調に噛み込まれている方でしたので、今回もインプラントによる治療を希望されました。
ＣＴを撮らせて頂き精査してみますと、右上５番が見事に割れております、
（ブリッジによる治療の限界を再認識させられましたねー。）
また４番相当部は骨の高さはありますが、骨幅が４ミリ程しかありません、また６番相当部も、上顎洞底まで４ミリ程の厚みしかありませんでした。
★さあ！！どうしましょう。。。。
私が施術した治療内容は、まず保存不可能な５番を抜歯して５，６番相当部をサイナスリフト、同時に５番ソケットプリザベーション、６番相当部にサイナスリフトと同時法でインプラント埋入、また５，６番頬側にＧＢＲ（骨造成）
４番相当部は骨幅が４ミリしかないので、スプリットクレストしてボーンスプレッダーにて骨を押し広げてインプラント埋入、＋側方へＧＢＲ、と言う施術内容です。
将来的には４．６番のインプラントブリッジとして機能させていくつもりです。
３番～７番の仮歯をセットしてオペ終了です。
当然静脈鎮静法併用オペです、１時間半ほどのオペでしたが患者様は１５分か２０分の感覚だったみたいで気持ち良くお休みになっておられましたねー。これが静脈鎮静法の素晴らしいところです。！
さあ！午後もサイナスリフトです、。