上顎前歯部、ＧＢＲ(骨造成）オペ

2014 4/22

今日の午前中のオペは、上顎前歯部のＧＢＲ（骨造成）です。
この患者様は他院にて１０年ほど前に右上１，２番を抜歯し、ずっと入れ歯を使用されて来られたそうです。
入れ歯が煩わしいとのことで入れ歯からの脱却を考えて当院に来院されました。
まずブリッジでの治療ならすぐ取り掛かれるし、保健でも治療可能ですが、と提案してみましたところ両サイド（土台になる歯）が健康な健全歯であるために絶対削りたくない
とのことでインプラントによる治療を希望されました。
ＣＴコロナル画像で精査してみますと、唇舌的な骨の厚みが全くありません、まず非吸収性サイトプラストメンブレンを用いまして唇舌的な骨の造成をいたしました、
患者様には骨ができるまで時間がかかることを伝えて了承して頂き、今日のオペに至った次第です。
笑気鎮静を併用しまして問題なくオペ終了です。
ただもう少し入れ歯でがまんですネ。